新年あけましておめでとうございます。今年も楽しく豊かな一年にしていきましょう！
12 月には久しぶりにジャージー牛の初産がありました。
運よく元気な女の子が生まれてくれ、これからの成長が楽しみです。
メス牛は生まれてから約 14 カ月で種付けをし、妊娠期間は人間とほぼ同じ10ヶ月弱。
ちょうど2歳になったころに仔牛を出産して初めてお母さんになり、やっとお乳が出るようになります。
そこから数年間毎年種付けをし、仔牛を産むことでずっとお乳が出続けるように飼育管理をします。
酪農は簡単にお金にならない、時間のかかる仕事だということをご理解いただけるでしょうか？
残念なことに今回のお母さん牛は、お乳4本のうち、後ろ2本が出ないという前代未聞の状態でした（泣）
遺伝的な問題なのかどうにもならず、前2本のお乳は頑張ってくれているので、諦めました。
仔牛に遺伝していないことを祈るしかありません。
放牧していた牛さん2頭は、放牧地の草が寒くて伸びなくなり、餌が不足してきたので、牧場横の運動場に戻ってきました。
そろそろ時期なので、冬の間に種付けをして、春になったらまた広い放牧地を走り回ってくれたらいいなと思います。
丹波の豊かな里山を守っていくために、牛飼いからチーズ造りまで、この一年も地道に取り組んでいきます。
チーズを食べて、ぜひ応援よろしくお願いします。
